プレイマウンテン岡崎に2ヶ月通って感じた、カナダのボルダリングジムとの違い

そろそろ日本を離れる日が近づいてきました。

約三ヶ月、けっこう長い期間を日本で過ごしました。いや〜長かった。帰国後にはじまったドラマがおわってましたからね。見てないけど。

日本で毎日何してるの?ってよく聞かれるんですが、特に何もしてません。友達と会うか、あとはボルダリングジムに通っていました。(2日に一回はいってたかな) 夏に鍛えた筋肉を弱らせたくなかったし、なによりヒマだったのです。

基本的に平日の昼間に利用していたので、スタッフの人たちは「この人、無職なんだろうなあ・・」と思っていたことでしょう。間違ってはいないけど。

さて今回は、そんな地元のボルダリングジム「プレイマウンテン岡崎」と、カナダで通っている「ELEVATION PLACE」というジムの違いについて書いてみました。

それぞれ特徴があり、ジムのスタイルが全然違います。国による考え方が表れているような気がしてあらためて比較してみると面白かったです。

それぞれのボルダリングジムの特徴

プレイマウンテン岡崎

課題が多い・面白い

とにかく印象的だったのが、「ホールドの多さ」です。壁一面がホールドで埋め尽くされている。常設の課題が多いのに加え、「マンスリー課題」という月替りの課題があるので、僕くらいのレベルではやりつくせない。

また、低難度の課題でも頭を使わないと登れないようなものが多い。セッターさんのセンスがいいのでしょう。このジムで練習してたら強くなるだろうなあ、と思えた。

課題が多さから飽きがこないというメリットがある一方で、ホールドが多すぎてどれを使っていいのかわかりずらい、というデメリットもあります。登ってる最中に、「アレ?次のホールドどれだっけ?」ってなる。慣れば気にならなくなるらしいけど。

プレイマウンテンに限らず、日本のジムはほとんどがこういったウォールのつくり方をしているみたいです。

 

強い(うまい)人が多い

初段を登れるようなレベルの人がたくさんいました。

強い人の登り方を見れば参考になるし、アドバイスをもらえるので、続ければ強くなると思う。が、強い人ばかりなので萎縮してしまう人もいるかもしれない。

男女比は7:3くらいかな?レディースデイ意外は男ばかりだった印象。(キッズ女子を除く)

 

ジムの利用料が高い

10,800円/月の利用料がかかり、別に会員登録に1,500円必要です。

ビジターの場合は2600円にシューズレンタルが300円が必要なので、あわせて約3,000円。ちょっと高いなあ。この料金は、試しにやってみたいと思っても躊躇してしまう価格だと思う。実際、何人か友人を誘ってみたけど、「3,000円なら別のことしようよ」と言われてしまった。

先に説明した、「上手い人が多い」というのは、言い換えれば「料金を気にせずに本気でやる人しかジムに来ない」ということなのかもしれません。

 

プレイマウンテン岡崎の場所

[aside type=”boader”]

プレイマウンテン岡崎のウェブサイトはコチラ[/aside]

 

ELEVATION PLACE

オープンで誰でもウエルカムな雰囲気

ELEVATION PLACEは、プールやスポーツジムに併設されたジムで、クライミング、ボルダリングが目的ではない人の目にもはいる場所にあります。「やってみようかな」と思う人の母数が増えるのは良いことだと思う。

建物にはガラス張りの部分があり、自然光がはいってくるのがGOOD。物理的な明るさは、場の雰囲気の明るさにつながる気がします。

考えてみれば、僕がクライミングをはじめたのも、このジムの「敷居の低さ」があったからだと思う。デメリットとしては、人が多くて混雑しゲンナリするとこがあること。バランスって難しいですね。

 

男女比が半々

正確な数字はわからないけれど、男女比はほぼ1:1だと思う。年齢層は2,3,40代が多いけれど、子どもや70歳を超えるようなお年寄りもいる。

クライミングという文化が広く根付いていることを実感する。ビギナーがたくさんいるので「自分もやってみようかな」と思えます。

 

ジムの利用料が安い

月額会員は56ドル(約5100円)、登録料はなし。ビジターは一日、16ドル(約1400円)と、プレイマウンテンの半額以下。値段の安さは正義。この値段なら気軽に行くことが出来ます。

クライミングジムを利用すれば、筋トレマシーンやヨガスタジオ、プール、ジャグジーなどいろんな施設が使えます。ELEVATION PLACEは市が経営する複合ジムなので、民間のジムと比較しても仕方ないんですが。

考えてみると僕がクライミングをはじめたのも、値段的な敷居の低さが大きな要因だったと思います。とっつきやすさって大切。

 

課題が少ない

プレイマウンテンとELEVATION PLACE、敷地面積は同じくらいですが、課題の数はプレイマウンテンが圧倒的に勝っています。ひとつひとつの課題は、テクニックよりフィジカルで登るようなものが多い。

そもそもELEVATION PLACEはリードクライミング用の課題がメインで、ボルダリングウォールは全体の1/4くらい。さらに面積あたりの課題数も少ないので、上手い人ならすぐに登り尽くしてしまいます。課題の更新頻度も少ないので、ロープクライミングをしない人には物足りないかも。

 

ELEVATION PLACEの場所

[aside type=”boader”]ELEVATION PLACEのウェブサイトはコチラ [/aside]

 

まとめ

ストイックな日本のジムに対して、とっつきやすいカナダのジムといったイメージ。

強くなるためには日本のジムのスタイルの方がいいような気がします。段・級という日本独自のグレードの付けた方からも、ひとつの道を極めるという日本的な精神性が出ている。

一方、カナダは「みんなウェルカム、楽しんでやろう」という考えのもと、誰でも気軽にクライミングに触れられるようにつくっている。多様な人、主義を受け入れてきた移民の国らしいジムだと思います。

どっちがいいジムなのかということではなく、一長一短あるよね。って結論でいいと思います。

ともあれ、プレイマウンテン岡崎さんにはすごくお世話になりました。スタッフの人たちはみんな親切で、丁寧に教えてくれます。

このブログを見る人のほとんどは、カナディアンロッキーかバンフに興味がある人だと思いますが、もし愛知県西三河に住んでいて、クライミングに興味がある人はプレイマウンテン岡崎へ行きましょう。きっと楽しいです。(ちょっと高いけど)