ぼくはRX100mk3というコンパクトデジカメを使っています。すごく気に入っている満足度の高いカメラなんですが、気になっていることがひとつ。
それはマクロ(接写)性能です。
RX100mk3は、旧機種のRX100mk2に比べてマクロ性能が大幅に改善されています。ただ、実際の撮影シーンではもうちょっと寄れたらいいのになあと思うことがしばしば。
これ、どうにかならんものかと思って調べたのが、マグネット式フィルターアダプター(Carry Speed MagFilter Threaded 52mm UV アダプタ)と、Kenko レンズフィルター (MC クローズアップレンズ No.3 52mm)です。
購入理由:カナディアンロッキーの高山植物をRX100mk3で撮りたい
カナディアンロッキーは、春から秋にかけて様々な種類の高山植物、ベリー類、キノコ類が見られます。
トレッキング中に見つけたものをスマホで撮ったりするんですけど、せっかくならRX100mk3で撮りたい。
RX100mk3は軽量コンパクトでトレッキングにいつも持っていくカメラなので、どうにかマクロ性能をアップさせたかったというわけです。
コスパを重視
クローズアップレンズ(画像左)には、より画質劣化の少ないタイプもあるんですが、一番安いものを選択しました。
なんだかんだいってRX100mk3コンデジです。画質にそこまでこだわる必要はないと考え、接写性能が上がれば良しとします。
↑マグネットフィルター(画像右)には専用のバッグがついています。また、ソニー純正のマグネットフィルターもあるようですが、すぐ外れて評判はよくないみたいです。
取り付けは簡単
マグネットリングを両面テープで貼り付けるだけ。とっても簡単です。
ネットの評判をみると、両面テープの剥がれたりする心配はあまりないみたいです。予備のマグネットリングもあるのでもしミスしても安心です。
RX100mk3とフィルターアダプターはマグネットで接着し、
フィルターアダプターとクローズアップフィルター(レンズ)はネジ式で接着します。
ふたつ合わせてもほとんど重さを感じないし、取り外し可能なので、接写(マクロ)撮影の必要のないときは置いていけばいい。この気軽さがいいところ。
見た目はこんな感じ
マグネットアダプターと、クローズアップレンズを装着。リングの赤い色はRX100mk3に合っているんじゃないでしょうか。意外にかっこいい。
電源を入れてレンズが繰り出すとちょっと不格好ですね。
まあ撮影時にしかつけないし、妥協できます。
クローズアップレンズ装着 前後の比較
広角(ワイド端)の比較
[colwrap] [col2]クローズアップレンズ装着前[/col2] [col2]クローズアップレンズ装着後[/col2] [/colwrap]
若干ですが接写性能が上がっています。等倍で見ない限りこの写真では画質の劣化もほとんど感じません。実際に花を写してみて輪郭がどうなるのか試してみたいです。
望遠(テレ端)の比較
[colwrap] [col2]クローズアップレンズ装着前[/col2] [col2]クローズアップレンズ装着後[/col2] [/colwrap]
望遠側の方がより顕著に接写効果があるように感じます。実際に花を撮るときも、望遠側を使うことが多いのでこれは期待できそう。
まとめ:RX100mk3で、”気軽”にマクロ(接写)ができる
このフィルターの購入した理由ははじめに説明した通り、RX100mk3でマクロ撮影(主にトレッキング中に高山植物)することです。さらに言うと、気軽にマクロ撮影すること。
実をいうと、ぼくは90mm F/2.8(Model272EN II)という一眼レフ用のマクロレンズを持っています。なので単に接写撮影をするだけならそれを使えばいい話なんです。画質もいいですし。
でも、トレッキング中にバックから一眼を取り出すのはメンドイ。山に一眼を持っていくならマクロ以外のレンズも持ってくから結局荷物が重くなってシンドい。
今回買ったふたつのアイテムを使えば、これらの悩みを一気に解決できるわけです。
あとは、実際に山にもっていって試すだけなんですが、いまは12月。カナディアンロッキーの高山植物シーズンは5月くらいか・・。撮影したら写真アップして更新しようかな。