冬のイエローナイフの服装について

バンフ観光はどんな服装で行けばいい? 【季節別まとめ】

旅行するときに着ていく服ってどんなものを着ていくか迷いますよね?とくにカナディアン・ロッキー(バンフ)は山の街なので、気候が読みにくいと思います。 この記事ではバンフ国立公園のガイドをしているわたしが、バンフと日本の気候の比較や、季節ごとのオススメの服装を紹介します。

バンフの気候と日本の比較

年間の気温の比較

バンフ 気温

【クリックしてグラフを拡大】

グラフは黄色が最高気温、青色が最低気温をしめします。 6,7,8月のバンフは最高気温が20℃を超えるので、以外に温かいと思ったんじゃないですか? でも、気温差がかなり大きいんです。 例えば7月は最低気温=24℃、最低気温=7℃と15℃以上の気温差があります。また月初めと終わり、昼と夜でもかなりの気温差があります。

年間の降水量の比較

バンフ 雨

【クリックしてグラフを拡大】

日本と比べると、バンフの降水量はかなり少ないことがわかります。 5月6月は比較的降水量が多いですが、それでも日本の雨季に比べたら半分以下。雨が少ないだけでなく、湿度も低いので、夏も涼しく感じます。

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バンフは街の周りを2500m以上の山々に囲まれていて、街自体の標高も1400メートルの高所にあります。 「山の天気は変わりやすい」といわれるように、バンフは一日の間に天気も気温もガラッと変わることがあります。午前中は震えるくらい寒かったのに、お昼過ぎには汗をかくくらい暑くなることもザラにあります。 そのことを踏まえつつ、次の項目では季節別のオススメの服装を説明していきます。

春にオススメの服装(4月中旬、5月、6月中旬)

カナディアンロッキー 春 服装 春と言っても、日本のようなポカポカ陽気を想像してはいけません。むしろ、寒いです。 特に4月は日本の感覚だと冬に近いです。アンダーウエアはヒートテックなどの暖かいものを着て、ダウンジャケットや厚手のフリースを用意して下さい。 また、体温は頭から逃げていくので、ニット帽やマフラーがあるといいと思います。

夏にオススメの服装(6月中旬、7月、8月中旬)

カナディアンロッキー 夏 服装 晴れて気温も高い日ならば日中はTシャツ一枚でもOKです。 ただし、観光するのは山岳地帯ですから天候が変わりやすいですし、けっこう朝晩は冷え込みます。 上に重ねて着られるもの、パーカー、長袖シャツ、トレーナーなどがあったほうがいいです。 氷河ツーアーに参加する場合は、真夏でも雪や雹が降ることもあるくらいの寒さになります。風邪が強いときは一気に体温を奪われるので、コンパクトになるライトダウンジャケットやウインドブレーカーを持っていってください。

秋にオススメの服装(8月中旬、9月、10月中旬)

カナディアンロッキー 秋 服装 基本的には春と同じような服装をしてもらえれば大丈夫です。 ただし秋には、インディアン・サマーという気温が上がる時期があります。この時期ならダウンジャケットは必要なく、シャツ一枚で過ごせる日もあるくらい。 残念ながらインディアン・サマーが来る時期は、直前にならないとわからないので、天気予報をこまめにチェックして下さい。
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冬にオススメの服装(10月中旬〜4月中旬)

カナディアンロッキー 冬 服装 半端じゃない寒さになります。-20℃以上の寒さに対応できる分厚いダウンジャケットを用意して下さい。 難しいのは、室内は暖かいということ。ホテル内は20℃くらいあるので、外に出る時だけ防寒できるようにしてください。ダウンジャケットの中もしっかり着込んでしまうと、外からホテルに戻ったときに汗をかいてしまいます。 こう理由があって、カナダではモンクレールやカナダグースのような高性能ダウンジャケットが売れているんですね。

スニーカーでも大丈夫?

できたら登山靴のような靴底がでこぼこになっているものがオススメです。 というのも夏以外は雪の積もった場所を歩く場合もあるし、氷河の上を歩くときはスニーカーだとかなり滑ります。 登山靴は重いしゴツすぎるから苦手、という人はアプローチシューズという種類の靴を買うと幸せになれます。 アプローチシューズは軽くてお洒落なデザインのモノが多いのでオススメです。ぼくも仕事(ガイド)のときはアプローチシューズを履いています。

持ってくるといいモノ(全てのシーズン)

サングラス・日焼け止めクリーム

カナディアン・ロッキーはとても紫外線が強く、夏は日照時間が長いので日焼け対策は絶対に必要です。サングラスや日焼け止めクリームは必ず用意してきて下さい。 10時間を超える長いツアーもあるので、日焼け止めクリームをツアー中に塗り直せるように携帯できるものがオススメです。

水筒

サーモスなど、保温のできる水筒を持ってくることをオススメします。 観光スポットでコーヒーや紅茶を飲むと身体が温まります。 バンフのホテルはほぼすべて電気ポットがあるし、紅茶のパックなどもおいてあります。

ガイドブック

定番の地球の歩き方。カナディアンロッキーにいて特集されている「カナダ西部版」は、旅行前に読んでおくだけでも楽しいですよ。 現地在住のガイドが執筆した、カナディアンロッキーの人気ハイキングコースを紹介した本。旅行中にハイキングを予定している人は、この本を読んでコースのリクエストをするのがおすすめです。

バンフ旅行ではポケットWi-Fi持っていった方がいいです

バンフのダウンタウン(中心街)は、ホテルやカフェなどのお店に入らないとWi-Fiが使えません。街を歩いていて、ちょっとした情報を調べたいときにスマホを使って調べられないのって、不便ですよね。 ポケットWi-Fiを持っていれば、レストランやお土産屋さんの場所などをいつでもグーグルマップなどで調べることができます。また写真を撮ったらリアルタイムでInstagramなどのSNSに投稿できます。
MEMO
リアルタイムに投稿、チェックができないのって結構ストレスになるので、持っていった方が余計なストレスをためずに済みます。
個人的には、グローバルWiFiが使いやすいと思います。日本の出発空港で受け取り、返却ができるのが便利でいですね。
ウェブ上で事前予約しておくと少し安くなるので、早めに予約しておくことをオススメします。
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まとめ

季節別にオススメの服装を説明しましたが、あくまでも目安であってこの服装なら大丈夫、というものではありません。 旅行前はなるべくこまめに天気予報をチェックして、持っていく服装を決めてください。

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