「カナディアンロッキー旅行をしたいけど、観光地がたくさんあってドコに行こうか迷ってます」
「日数が限られてるから効率的に見どころをまわりたい」

旅行の計画って悩みますよね。できるだけたくさんの観光地に行きたいけど、日数は限られているから何かを諦めないといけなかったりします。ま、その葛藤も楽しみのひとつだったりするんですが。
この記事ではバンフ国立公園のガイドをしているわたしが、はじめてバンフを観光する方にむけてオススメプランを紹介します。
今回紹介するのは3泊4日のカナディアンロッキー旅行をする場合に、もっとも効率的にたくさんの観光地を周るプランです。メジャーな観光スポットはほとんど網羅しているので、滞在日数の限られている旅行者にオススメです。
ちょっと長い記事になりますが、写真多めで紹介するので参考にしてみてください。
1日目(到着日):バンフ市内パノラマ観光ツアー
到着日にいきなりツアー?と思われるかもしれませんが、これにはちゃんと理由があります。
日本からカナディアンロッキーを旅行にくる人は、ほとんどがエアカナダAC10便を利用します。
午前11時ごろにカルガリー空港に到着し、その後、車で移動してバンフに着くのは13時くらいになります。
ところが、ホテルのチェックインは16時以降なので、時間を持て余してしまうんですね。
市内観光ツアーは2~3時間なので、ツアーが終わるとちょうどチェックインの時間になります。少し体を動かすことで、ぐっすり眠れるという効果もあり、時差ボケ対策にもなるという一石二鳥なツアーです。
»バンフ市内ツアーの詳細はコチラ
MEMO
このツアーで行ける場所
- トゥージャックレイク
- レイクミネワンカ
- Mt.ノーケイ 展望台
- サプライズコーナー
- ボウ滝
- カスケードガーデン
- フードゥーズ
- バーミリオンレイクス
トゥージャックレイク
まずはじめに訪れるのがトゥージャックレイク。針葉樹の森にかこまれ、「これぞカナダ」といった雰囲気の湖です。カナディアンロッキーにやってきたんだなあ、と実感すること間違い無し。個人的にも、日本から友人がやってきた時は絶対につれて行ってあげる湖です。
ここには野生のジリスがたくさん生息していて、そこらじゅうで走り回っています。他にもエルクやビッグホーンシープといった大型の動物にもよく会える場所です。
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レイクミネワンカ
トゥージャックレイクと繋がっているので、すぐ近くにある大きな湖です。実は人工の湖で、いわゆるダム湖です。バンフの街の生活用水はこの湖から供給されています。
湖底にはダムをつくる際に沈んでしまった村があり、ダイビングで見に行くツアーもあります。氷河の解け水が流れ込むので水温はかなり低いんですが・・。
レイクミネワンカは人工湖なので、バンフ国立公園では唯一エンジン付きの船を利用できる湖でもあります。遊覧船ツアーやフィッシングツアーなど、いろいろなアクティビティを楽しめるので、興味のある人は参加してみてはいかかがでしょう。
Mt.ノーケイ 展望台
バンフの街からハイウェイをはさんで反対側にある山がMt.ノーケイです。
展望台まで車で行けるので、お手軽にパノラマビューが楽しめます。バンフの街も一望できますよ!
写真の赤いベンチは、もっとも景色がよく見えるポイントにおかれています。国立公園では、どの観光地にもこの赤いベンチが設置されているので、さがして写真を撮ってみてはいかがでしょう。
カスケードガーデン

よくポストカードでつかわれるカスケードマウンテンを背景にしたバンフアベニューの写真は、このカスケードガーデンから撮影されています。写真好きな人は訪れておきたい場所。
ガーデンはヨーロッパの古城庭園のような雰囲気なので、女性にもオススメの場所です。
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ボウ滝
ボウ滝という名前がついていますが、角度がゆるやかなので「え、これって滝なの?」と思ってしまう人が多い場所です(笑)
マリリンモンロー主演「帰らざる河」という映画のロケ地にもなった場所なので、カナディアンロッキー旅行前に見ておくと「おお!あのシーンで見たやつだ!」とちょっとだけテンションが上がります。
youtubeでも予告編がみれます▼
サプライズコーナー
サプライズコーナーという少し大袈裟な名前がつけられていますが、ビックリするような驚きはありません(笑)
ここで見られるのは、フェアモントバンフスプリングスホテルというお城のようなホテルです。森の中にたたずむ古城のように見えるので、ここを背景に写真を撮りに来る人がたくさんいます。
フードゥーズ 展望台
フードゥーズとは、氷河が運んだ土砂が固まったあと、侵食によってできた岩の柱のことです。
個人的にはフードゥーズよりも、展望台から見えるマウントランドルの方が惹かれます。標高2949と高く、せまってくるような迫力です。
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バーミリオンレイクス
バーミリオンレイクスはバンフから一番近い湖です。湖といっても水深は浅く、湿地帯に近いですね。カナダグースやビーバーなどカナダならではの動物にあうことができるのが特徴。
バンフから歩いていける距離なので、朝の散歩をすると気持ちいいところです。
»バンフ市内ツアーの詳細はコチラ
2日目:ゆったりツアー(レイクルイーズ、モレーン湖とヨーホー国立公園)
カナディアンロッキーのツアーでもっとも満足度が高いツアーです。
名前に「ゆったり」とあるように、湖や観光ポイントでの滞在時間が長いのが特徴。観光地について写真撮って、はい次行きましょーという団体ツアーが苦手な人におすすめです。
»ゆったりツアーの詳細ははコチラ
MEMO
このツアーで行ける場所
- レイクルイーズ
- モレーンレイク
- スパイラルトンネル
- タカカウ滝
- ナチュラルブリッジ
- エメラルドレイク
レイクルイーズ

【観光時間:約60分】
ゆったり観光ツアーで、一番はじめに行くのがレイクルイーズです。
朝方に到着すること、そしてバンフよりも標高が高いことで少し寒いと感じるかもしれません。
夏でも防寒着を用意してツアーに参加して下さいね。
湖の前で記念写真を撮り、その後シャトーレイクルイーズ(フェアモントホテル)の中をご案内したら、あとは自由時間です。湖畔を歩いたり、写真を撮ったりしてレイクルイーズを堪能できます。
モレーンレイク
【観光時間:約75分】
ゆったり観光ツアーで、お客さんのテンションがもっとも上がるのが、展望台の上からモレーンレイクを眺めた瞬間です。
白濁したターコイズブルーのレイクルイーズに対して、モレーンレイクの真っ青なコバルトブルーは印象的。個人的にも大好きな湖です。
雨などの悪天候をのぞいて、ここでランチタイムになります。モレーンレイクと周囲の山々を眺めながら食べるお弁当はツアー中でもっとも癒される時間です。
展望台のある岩場にはピカというかわいいナキウサギが生息しています。警戒心が強いので巣に隠れていることが多いですが、よーく見ているとエサを探しに走っている姿を見られるかも。
モレーンレイクでの滞在時間は75分。ランチをゆっくりとった後、散策や写真撮影もじっくり楽しめます。
スパイラルトンネル
【観光時間:約10分】
ここからはバンフ国立公園からヨーホー国立公園にはいります。
スパイラルトンネルは、カナダ太平洋横断鉄道会社(CPR)がキッキングホース峠を登るためにつくった螺旋状の8の字トンネルです。
運良くタイミングが合えば、貨物列車がトンネルを通るところを見れるかもしれません。
タカカウ滝
【観光時間:約50分】
落差約380メートルの巨大な滝。
駐車場を降りた瞬間からゴウゴウという滝の音が聞こえてきます。
日本のように柵などは設けられていないので、どこまでも滝に近づくことができます。
とはいえ、近づけば近づくほど滝のしぶきがかかるので、ほどほどにしておきましょう。
ナチュラルブリッジ
【観光時間:約20分】
水の浸食の力によって、石灰質の川底のが削られ橋のような形になっている場所です。
ここは春か秋に来ると、透明感のある綺麗なみずいろを見ることができます。夏は逆に、氷河の溶け水が増えすぎて濁った色になってしまいます。
モレーンレイクへの道路の冬期封鎖がとかれるまでは、ここでランチタイムです。
エメラルドレイク
【観光時間:約60分】
名前の通り、エメラルドグリーンが美しい湖。
ここではカヌーをするのがオススメです。湖畔から見るよりもカヌーで湖真ん中までいくと、より鮮やかな色に見えます。他の湖に比べるとカヌーのレンタル料もリーズナブルです。(1時間60ドル)
また、ハイキングトレイルがあるので湖畔を散策すると、さまざまな種類の高山植物を楽しめます。
駐車場から湖は目と鼻の先。ガイドが簡単に案内したあとは自由時間を長めにとってあるのがいいところ。
ジョンストンキャニオン
【観光時間:約60分】
タカカウ滝への道路の冬期封鎖がとかれるまでは、このジョンストンキャニオンに行くことが多いのですが、ここもタカカウ滝に負けないくらい素敵な場所です。
渓谷につくられた遊歩道を歩き滝を見に行くんですけど、洞窟を抜けた先に滝が目の前にあるんです。迫力満点、そしてけっこう濡れます。レインコートがあるとGOOD。
トゥージャックレイク
【観光時間:約30分】
モレーンレイクへの道の冬期封鎖がとかれるまではトゥージャックレイクにくることが多いです。
ここは動物がたくさん見られる場所で、エルク、ビッグホーンシープ、ジリス、チップマンク、水鳥など種類が豊富。
カナディアンロッキーらしい動物に会えると、みんな間違いなくテンション上がりますね。
ちなみにここは、野生動物ウォッチングでも来ることが多い場所です。
注意
注意
ジョンストンキャニオン、トゥージャックレイクは、モレーン湖、タカカウ滝への道が閉鎖されている場合に訪れる観光地です。
»ゆったりツアーの詳細ははコチラ
3日目:コロンビア大氷原ツアー(ペイトー湖、アイスフィールド・パークウェイ)
カナディアンロッキーのハイライト、氷河の上を歩けるツアーです。世界中探しても、ここほど簡単にアクセスできる氷河はありません。なんと車で氷河の上まで行けます。
先に紹介した「ゆったりツアー」と、こちらの「コロンビア大氷原ツアー」のふたつは定番中の定番なので、絶対にはずせません。カナディアンロッキー観光にくる人はほとんどが両方のツアーに参加します。
2日目と3日目の順番はどちらでも変わらないのでお好みで。
MEMO
このツアーで行ける場所
- バーミリオンレイクス
- アニマルオーバーパス
- キャッスルマウンテン
- ハーバートレイク
- クロウフット氷河
- ボウレイク
- ペイトーレイク
- ウォーターフォウルレイクス
- クロッシング(休憩所)
- ウィーピングウォール
- ビッグヒル
- コロンビア大氷原
バーミリオンレイクス
【車窓から見る】
バンフの近くにあり、歩いていくこともできる湖です。バックにはサルファーマウンテンやマウントランドルが見えて、迫力のある景色。
水深が浅いので、湖というよりは湿地帯のような感じです。たくさんの種類の野鳥が生息し、ハクトウワシやカナダグースなど大型の鳥も飛来します。運がいいと、ムース(ヘラジカ)という大型のシカが見れるかもしれないので、目が離せないポイント。
バンフからハイウェイに入ってすぐ左手下に見えてきますが、車線の関係上、帰りの方がよく見えます。
アニマルオーバーパス
【車窓から見る】
バンフ国立公園には、ハイウエイを横断するための動物専用の橋が6つあります。
もしも動物が通っている姿を見られたら超ラッキー。年に150回くらいここを通りますが、ぼくも数回しかみたことがありません。
キャッスルマウンテン
【観光時間:約10分】
バンフを出発して30分ほど走ると、キャッスルマウンテンという山が見えてきます。西洋のお城のような形をした石灰岩の岩山。
他にもソーバックレンジ、パイロットマウンテンといったかっこいい山を眺めることができるポイントです。
ハーバートレイク
【車窓から見る】
93号線(アイスフィールド・パークウェイ)にはいってすぐに見えてくるのがこのハーバートレイクです。午前中は風がないことが多く、湖面の波がピタッと止まり鏡のように周囲の山々を反射します。
ここは車を停めるスペースが無いので一瞬しか見れません。見逃さないようにカメラの準備をしておいてください!
クロウフット氷河
【観光時間:約10分】
93号線(アイスフィールドパークウェイ)に入って最初に見える大きな氷河です。
発見された当時はカラスの足(クロウフット)のような三本指の形をしていたんですが、1番下の氷河が崩落してしまい、現在は2本指になっています。
この氷河は色に注目してください。雪と氷河の色の違いがわかるはずです。氷河独特のグレイシャーブルーを、ぜひカメラに収めて下さい。
ボウレイク
【観光時間:約30分】
アイスフィールド・パークウェイを走りだんだんと標高をあげ、このボウレイクの標高は1900m。
バンフやキャンモアの町を流れるボウ川の水源でもあります。
ここは30分ほど歩いて湖畔を散策します。ナムタイジャロッジという小屋でお茶やコーヒーを買えるので、休憩をするのもいいですね。
風がなく湖面が鏡状態になる午前中と、太陽の光の入り方が変わる午後とで湖の印象がかわるので、ぜひ行きと帰りのボウレイクを見比べてみてください。
(簡易トイレあり)
ペイトーレイク
【観光時間:約60分】
個人的にはこのツアーでもっとも好きな場所です。氷河よりもペイトーレイクのがテンション上がります。
ペイトーレイクにはふたつの展望台があり、ひとつは駐車場から近い柵のある展望台。もうひとつは駐車場から少し離れるけれど、観光客がほとんどこないので、ペイトーレイクの景色を独占できる場所。このツアーで訪れるのはもちろん後者の人が少ない展望台です。
ペイトーレイクの絶景を見ながらのランチタイムは、もうほんっとうに最高です。
他のツアーは後で行くクロッシングという休憩所でランチにすることが多いので、「ペイトーレイクでのランチのためにこのツアーに決めました」という人もたくさんいます。
ウォーターフォウルレイクス
【観光時間:約10分】
ランチタイムの後ということで眠くなる時間ですが、このウォーターフォウルレイクスも見逃せない湖です。
湖の美しさもさることばがら、後ろにそびえるマウント・ケフレンがまたカッコいい。きれいな二等辺三角形の形で、自然が作り出したピラミッドって感じですね。
クロッシング(休憩所)
【休憩時間:約10分】
お手洗い休憩に立ち寄ります。お土産屋さんやコーヒーなどが買える売店もあります。
ウィーピングウォール
【観光時間:約10分】
ウィーピングウォールの日本語訳は「すすり泣きの壁」といいます。名前の通り、岩壁を二本の小さな滝が流れていて、泣いているように見えます。
また、このあたりではマウンテンゴートという動物が岩壁を歩いているところを見ることができます。目がいい人はジッと壁を見ていると見つけられるかも。
ビッグヒル
【観光時間:約10分】
93号線(アイスフィールドパークウェイ)でもっとも道路が湾曲する、通称ビッグベンドを越えたところにあるビューポイントです。高い場所からこれまで走ってきた道と、その周囲の山々を眺めることができ、その絶景に息をのみます。
軍艦のような形をしたサーラスマウンテン、鉛色をしたサスカチュワン山の地層の様子もはっきり見えて、地理が好きな人にはたまらない場所ですね。
コロンビア大氷原

【観光時間:約2時間30分】
このツアーのハイライトにしてクライマックス。氷河ツアーに参加します。雪上車という特殊車両でアサバスカ氷河の上まで行き、15~20分ほど氷河の上を散策できます。世界中でもこんな場所に車でこれるのはここだけです。じっくりと堪能してください。
»コロンビア大氷原ツアーの詳細はコチラ
4日目:フリー
丸一日観光ができるのはこの日が最後です。
個人的にこの日はツアーには申し込まず、フリーにしておいた方がいいと思います。
というのも、2,3日目に天気が悪くツアーが催行されない可能性があるからです。その場合は別日に変更できることがあるんですが、他のツアーに申し込んでいたらどちらかを諦めないといけません。
また、2,3日目のツアー中にガイドから教えてもらった観光地に行ってみたくなる、ということもよくあります。
MEMO
ポイント
- 丸一日観光できる日のうち、1日はフリーの日を作ること
- フリーの日は最終日にすること
これさえ守っておけば、万が一のときも安心。失敗のない旅行をするための鉄則です!
5日目(帰国日)移動だけ
エアカナダAC10便を利用してきた人は、ほとんどがAC9便で帰ります。バンフ出発は午前9時ごろになるので、この日は移動のための1日になるでしょう。
お土産はいつ買うの?
バンフのお土産屋さんはダウンタウンに集中しています。
徒歩15分圏内に集中しているので、1日かけてお土産屋さん巡りをする必要はありません。
ツアーから帰ってきた後や、4日目のフリーの日に買うといいと思います。
MEMO
ポイント
お土産で荷物が増えるのがイヤだ、という人はJTBショッピングで日本にいながらカナダのお土産を買うことができます。バンフで買って日本に送るよりも安く済むので、こういった通販サイトを利用するとおトクに旅ができます。
»JTBショッピングのお土産をみる
まとめ
3泊4日のカナディアンロッキーツアー、こんな感じで日程を組むと効率的に見どころを周ることができます。
今回紹介したのは誰にでもオススメできるツアーですが、登山が好きな方はハイキングツアーに組み替えてもいい思います。アクティビティが好きな人は乗馬やカヌー、ラフティングを楽しむこともできますよ。
旅行の楽しみは計画を立てるときからはじまっています。いろんな情報を集めて、あなたにピッタリのプランを作ってくださね!
バンフ旅行ではポケットWi-Fi持っていった方がいいです
バンフのダウンタウン(中心街)は、ホテルやカフェなどのお店に入らないとWi-Fiが使えません。街を歩いていて、ちょっとした情報を調べたいときにスマホを使って調べられないのって、不便ですよね。
ポケットWi-Fiを持っていれば、レストランやお土産屋さんの場所などをいつでもグーグルマップなどで調べることができます。また写真を撮ったらリアルタイムでInstagramなどのSNSに投稿できます。
MEMO
リアルタイムに投稿、チェックができないのって結構ストレスになるので、持っていった方が余計なストレスをためずに済みます。
個人的には、グローバルWiFiが使いやすいと思います。日本の出発空港で受け取り、返却ができるのが便利でいですね。
ウェブ上で事前予約しておくと少し安くなるので、早めに予約しておくことをオススメします。
グローバルWifiの事前予約はコチラ