朝の7時半、子供達は石头城から少し離れた村の学校へ向かう。
とても羨ましい通学路だけど、毎日毎日急な坂道を歩くのは大変だろうな。
石头城は若者が少ない。日本も中国も同じなんだろう。田舎は不便で稼げない、娯楽も少ない。
日本を発つ前、広島県尾道市に寄った。
この街もいわゆる田舎だ。いまだにぼっとん便所の家も多いらしい。にもかかわらず、街の景観、文化、雰囲気、あるいは他のなにかに惹かれ、若者が集まる街になっている。彼らは尾道を盛り上げようと頑張っていた。(少なくとも僕はそう感じた。)
子供達は石头城の魅力に気付くだろうか。
その魅力は都会に勝るんだろうか。
旅行者のエゴは百も承知。
次に訪れるときも、どうかこのままでありますように。
コメントを残す