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特別なスキルも資産も持っていない32歳のわたしが、カナダ永住権を取得するためにやること

この記事では、特別なスキルも資産も持っていない32歳のわたしがカナダ永住権を取得するためにしたことをまとめました。同じように30代で海外移住をしたいと思っている人の参考になれば嬉しいです。

30代でカナダ永住権を取得するための具体的なプロセス

30代以上の人がカナダで永住権を取得するためには、ざっくりと以下のようなプロセスがあります。

 

STEP.1
労働ビザの取得
具体的な労働ビザ取得方法は後述します
STEP.2
ユーコン準州で6ヶ月以上働く
フルタイムで働く必要あり
STEP.3
ユーコンノミニープログラムで移民申請
 
STEP.4
永住権取得
中身4

 

これらのプロセスにかかる年月ですが、早ければだいたい3、4年くらいでしょうか。

長い!! 

と思うかもしれませんが、安心してください。永住権を申請している間カナダに滞在できるし、もちろん働くこともできるます。

 

Kamiya

カナダの生活を楽しみながら、永住権を目指せばいいんです。

 

労働ビザの取得

労働ビザ(オープンワークパーミット)を取得することがカナダ永住権への道のりの第一歩です。ただし、よほどカナダにとって有用な人材で英語が堪能でない限り、労働VISAがでることはありません。

ではどうするか。カナダの大学に通えばいいんです。カナダにはポストグラジュエイトVISAという制度があって、これは、

カナダの大学に通った外国人は、就学期間におおじて労働VISA(オープンワークパーミット)を貰える

という制度です。例えば、カナダの大学で8ヶ月のコースに通うと、12ヶ月の労働ビザがもらえます。

関連記事

【2019年】カナダ留学の手続きや、必要なプロセス まとめてみた。

 

補足
もしもあなたが30歳以下ならば、わざわざカナダの大学を卒業してポストグラジュエイトVISAを取得する必要はありません。ワーキングホリデイVISAなら一年間カナダで働くことができるので、そのあいだにユーコンノミニーで移民申請できます。20代だけがもっている貴重なワーホリVISA、わたしのように無駄にしないようにしましょう。
参考 カナダ・ワーホリビザ申請 自分でやる人向けEastbound

 

ユーコン準州で6ヶ月以上、フルタイムで働く

カナダでは州によって人口の差がとても大きく、人口過多の州もあれば、労働力が不足している州もあります。ユーコン準州は不足している労働力を補うために、外国人の移民を奨励しています。これをユーコンノミニープログラムといいます。

ポストグラジュエイトVISAがあれば、カナダのどの都市でも働くことができますが、永住権を目指すならばユーコン準州で仕事を探す必要があります。

※他にはマニトバ州でも移民を奨励しているそうです

 

雇用主にスポンサーになってもらい、ユーコンノミニープログラムで移民申請する

ユーコン準州で必要なワークエクスペリエンスの日数(通常は6ヶ月)を働くと、ユーコンノミニープログラムを通して労働VISAを申請することができます。

ここで重要なのは、「雇用主が本当にスポンサーになってくれるのか?」ということ。

私の知人で、「永住権のサポートをする」という言葉をエサに働かせ、結局スポンサーになってくれなかった。という人がいます。

自分がその会社に必要な人材になることと同じくらい、雇用主が信用できる人であるかの見極めは大切です。

 

永住権取得

永住権申請には膨大な書類を用意したり、英語のテストを受けたりとやることが多いです。わたしはまだこの段階には至っていませんが、永住権をとった友人の話によると、プロセスが中々進まずにストレスがたまるそうです。

お金を使い、ストレスを溜めてまで本当にカナダに移住したいのか。しっかりと考えて行動に移した方がいいですね。

 

おまけ:わたしのスペック

資産も特別なスキルもないわたしのある程度具体的なスペックを書いておきます。こんな低スペックでもカナダの永住権とれるのか、とわかれば目指しやすくなるかと。

日本の最終学歴

地方の偏差値50くらいの高卒です。

カナダ永住権を目指す上で、大卒であることはメリットです。なぜなら大卒であるというだけで移民申請に必要なポイントが加算されるから。

ただし、前述したユーコンノミニーで申請する場合は高卒でも問題ありません。ユーコンは低学歴に優しい州やで。

 

英語力

英語力は低いです。日常会話くらいなら大丈夫ですが、カナダ永住権の制度や法律のことなんかを調べようと思うと、頭が痛くなるくらい苦労するレベル。

ユーコンカレッジに入学するためにIELTSという英語試験を受けましたがオーバオールで6.5ポイント(Academic)でした。TOEIC換算で820~870くらい。英検だと準一級〜一級くらいです。

まったく英語を勉強したことのない日本人からするとそれなりに英語ができそうな雰囲気の点数ですが、こんな程度では全然足りないし、そもそもこういうテストは実践ではほとんど役に立ちません。

ただし、永住権の申請をする際にIELTSのスコアは必要になります。

関連記事

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日本での職歴

地元企業で6年ほど働きました。ただし、カナダ移民申請にプラスになるようなスキルは得ていません。

 

カナダでの職歴(在住歴)

28歳のときにワーキングホリデイでカナダに来ました。

イエローナイフ、バンフ国立公園のツアーガイド・ハイキングガイドとして3年半ほど働きましたが、残念ながらこのワークエクスペリエンスは、カナダ移民申請にほとんど影響しません。

Kamiya

なぜなら、わたしが申請する職種のカテゴリーが違うから。残念。

まとめ

この記事を読んで、カナダへの移住への道のりがなんとなく分かってもらえたでしょうか。30代からでも十分に目指せるので、ユーコンノミニーをつかったカナダ永住権に興味のある人は当ブログの記事を読んでみてください。

ユーコンカレッジの学生生活や、ホワイトホース周辺での遊びについても書いているので、どんな感じなのか雰囲気をつかめると思います。

2 COMMENTS

Yoshi

はじめまして!ブログを楽しく読ませてもらってます。
コロナで大変かと思いますが就職先が見つかるといいですね。
同じく来年にはユーコン大学のculinary arts入学希望の歳が近い男性です。バンフでワーホリしてましたがコロナで帰国しました。
不安が多い時期ですが頑張りましょう!

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Kamiya

来年入学希望なんですね、いろいろと不確定なことが多いのでビザ関係も面倒でしょうが、お互いがんばりましょう!

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