インターネットで調べた情報では新馳はキリスト教の村と紹介されていたが、貴陽の宿のスタッフに聞いても、シュエウェイに聞いても、そんな村は聞いたことがないとのこと。
もしかしたら教会とか西洋風な建物があったりするのかと期待していたが、実際に行ってみてもキリスト教らしさはほとんど見当たらなかった。
そもそもキリスト教徒の村民だってそんなに多くはないらしい。
それでもこの村の人たちはとても優しく、食事をご馳走してくれたり、いい景色の場所に連れて行ってくれたり、わざわざ民族衣装に着替えて写真を撮らせてくれたりと、まるで僕をVIPのように歓迎してくれた。
特に、ホァツエには家に泊めてもらい、帰りはバイクで紫雲まで送ってもらったり(歩くと4時間はかかるのでとても助かった)とてもお世話になってしまった。
新馳はとても貧しい。トイレのある家も少なく、ほとんどの人は小学校にあるトイレを利用しているくらい。今、観光業に力をいれていて、お金が出来たら妹に大学にいかせたいらしい。ならばということで、僕も微力ながら協力しようと思います。
【新馳へのアクセス方法(貴陽からいく場合)】
1.貴陽から安順へ。鉄道で15.5元。所要一時間
2.安順から紫雲へ。バスで28元。所要1.5時間(バスターミナルは安順の鉄道駅から歩いて3分の場所にある)
3.紫雲の中央バスターミナルから白石岩方面行きバスターミナルへ。タクシーで10元くらい?所要5分
4.白石岩方面行きバスターミナルで「新馳へ行く」と伝えれば、白石岩行きのバスで途中下車させてくれる。5元。所要15分。
5.途中下車した場所から新馳。ひたすら歩く。ゆっくり歩いて4時間。分かれ道もあるが人がいるので聞いていけば道に迷うことはない。バイクやトラクターが走っているのでヒッチも出来る。
新馳ってそんなとこにあったんだ…
それにしても、嫉妬しちゃうくらい素敵な旅をしてるね(笑)。
いいこといいこと。
いやホントに。まさに理想的旅游です。