白川郷に行きたい。
雪に囲まれたい。
日本の冬を楽しみたい。
本を読み終えることを読了というらしい。最近知った。読了って、響きがカッコいい。この歳になるまで漫画以外の本を読むことがあまりなかったけど、最近よく読書をします。
2013年6月10日、川端康成の「雪国」
読了。
内容はさっぱり面白くない。主人公の性格も掴みきれないまま読み終えてしまった。結末も意味不明。
しかし、それを補って余るほどの美しい文章、リズム。
続きが気になるから一気に読んでしまうということはなく、むしろページに散らばる「美」を逃すまいと丁寧に丁寧に読み進めた。
川端康成をもっと読みたかったけど、彼の作品はまだ青空文庫にはないらしい。
中国入りも近いことだし、次は魯迅の「阿Q正伝」を読んでみようかな。
漫画でもカイジは難しい言葉多いよ。
「矜持」なんて言葉はカイジで知ったし(笑)。
魯迅は「故郷」がオススメだよ。
>こうへいさん
そういえば。「僥倖」もカイジで知ったなあ。
魯迅は青空文庫に充実してるので、そのうち故郷も読んでみます。
今日、『雪国』を読んでみたけど、芸者小説だね、これ。
情景描写はさすがだけど、だからこそ芸者の知識がないとイメージも湧かないだろうから、面白くないだろうな。
「文章が美しい」とはいえ、そんな理由だけでよくこんな小説が読まれるなと思った(笑)。
ちなみに、舞台は越後湯沢。
行ってみたくなった(笑)。