はっきり言って、僕は高地に弱い。
3000m付近から身体が本調子で動かなくなり、4000mを超えると頭痛が襲ってくる。
3000m付近から身体が本調子で動かなくなり、4000mを超えると頭痛が襲ってくる。
現在、チャクテンという街にいる。
シャングリラからリタンへ向かう途中にある街。
宿で仮眠をとり、目覚める。それまで感じていた若干の体調の違和感が酷い頭痛に変わっていた。というか、頭痛で目が覚めた。
また、やはり、僕は高山病にかかってしまった。
シャングリラの標高は確か3200m、リタンの標高は4200mだったか。
チャクテンの標高はどれくらいなんだろう。
ダウンジャケットを着込んでいるとはいえ、夜、薄手の布団と毛布だけでほとんど寒さを感じないことを考えると4000mには届かない気がする。
明日の早朝リタンに向かうつもりだった。おそらくチャクテンよりも標高は高いはず。この体調での移動は正直ツラい。しかしここでもVISAの期限が頭をよぎる。
リミットは7/26日。多少の余裕はもってあるが、延長申請までの予定は詰まっている。この段階で貴重な一日を浪費したくない。
が、高度を上げて体調悪化はもっとマズい。いったいどれくらい高度が上がるかもわかっていないのだ。
葛藤の答えは出ない。明日の体調次第だ。
「どうか起きたら回復していますように」
祈るように目蓋を閉じ、眠りについた。
※後日調べたらチャクテンの標高は2800mだった。やっぱり僕は高地に弱い。
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