・バンフ(カナディアンロッキー)にはどんな動物がいるんだろう?
・どこに行けば野生動物に出会えるのかな?
・個人でも動物が見える場所に行ける?ツアーのがいい?
こういった疑問を持つ方に読んでもらいたい記事です。
バンフ周辺には野生動物がたくさん
バンフ(カナディアンロッキー)にはたくさんの野生動物が生息しています。せっかく日本から旅行に行くなら、カナダならではの動物を見てみたいですよね。
コロンビア大氷原やレイク・ルイーズへのツアー中に動物に遭遇することもありますが、バンフの街から歩いていける距離でも野生動物に会える場所はたくさんあるんです。
バンフ(カナディアンロッキー)に生息する動物たち
シカ類
エルク
レア度:★★☆☆☆
大型のシカです。奈良公園でみるシカよりもふたまわりくらい大きので、はじめて見るとビクッりするかもしれません。バンフの街なかでもよく見られます。 昼間よりも、早朝や夕方以降の涼しい時間帯は森からでてくるので見られるチャンスが上がります。ミュールディア
レア度:★★☆☆☆
エルクよりも少し小型のシカ。ミュールとは、フランス語でロバという意味で、このシカはロバのように大きな耳をもっています。エルクよりもかわいらしい顔をしていて、毛並みもきれい。 トゥージャックレイクやレイクミネワンカ周辺でよく見かけます。ホワイトテールディア
レア度:★★☆☆☆
ミュールディアと同じくらいの大きさの、中型のシカ。しっぽの裏側が白くなっています。走るときにしっぽを立てる習性があり可愛らしい姿をみることができます。 トゥージャックレイクやレイクミネワンカ周辺でよく見かけます。ムース(ヘラジカ)
レア度:★★★★★
エルクのさらにひとまわり大きい、巨大なシカ。オスはヘラのような角を持っていて威厳があります。個体数が少なく、ツアーではほとんど見られません。見れたら本当にラッキーです。クマ類
ブラックベア
レア度:★★★☆☆
名前の通り、黒いクマ。ですが、実は茶色っぽい毛並みの個体や、白い毛を持つ個体もいます。カナディアンロッキーを代表する人気の動物。 コロンビア大氷原ツアーに参加すると出会える確率の高い動物です。グリズリーベア
レア度:★★★☆☆
ブラックベアよりもひとまわり大きなクマ。グリズリーというと凶暴なイメージがありますが、カナディアンロッキーのグリズリーは、木の実など植物性のものしか食べません。 初夏はたんぽぽの花を夢中で食べている様子をよくみます。ブラックベアと同じく、コロンビア大氷原ツアーに参加すると出会える確率の高い動物です。羊、ヤギ類
ビッグホーンシープ
レア度:★★☆☆☆
大きな角を持つ野生のひつじ。群れで行動しているので、たくさんのビッグホーンシープが道路を歩いている姿が見られます。 トゥージャックレイクやレイクミネワンカ周辺でよく見かけます。マウンテンゴート
レア度:★★★☆☆
断崖絶壁など、足場の悪い場所を好んで生息する野生のヤギ。白く綺麗な毛並みが特徴です。クマよりも遭遇率は低く、見れたらラッキーです。 コロンビア大氷原ツアーに参加すると出会える確率の高い動物です。リスの仲間
チップマンク
レア度:★☆☆☆☆
バンフの街から歩いていけるトンネルマウンテンでよく見ることができます。警戒心が低く、人が近づいてもあまり逃げません。
ジリス
レア度:★☆☆☆☆
バンフの街から市バスで行けるトゥージャックレイクの湖畔にたくさん生息しています。地面に穴をほって巣作りするタイプで、立ち姿が愛嬌があって可愛らしいリスの仲間です。
ビーバー
レア度:★★★☆☆
カナダの国獣に指定されているビーバー。パークス・カナダという国立公園の管理局のマークにもなっている人気の動物です。意外と大きく、尻尾をふくめた体調は1メートル近くになります。
夜行性なので、早朝か夜に見ることができます。生息場所はバーミリオンレイクス、バンフから歩いていくことができる湖です。
マーモット
レア度:★★★☆☆
巨大なネズミの仲間。レイクオハラなど、ハイキングに行くと見ることができる動物です。ピカ
レア度:★★☆☆☆
見た目はリスのようにみえますが、実はウサギなんです。世界最小のウサギでピィピィと甲高い声を出すナキウサギの仲間。
リスよりも警戒心が強く、ちょっとレアな動物です。動き回っているので、ブレずに写真が撮れたらラッキーです。
その他
マグパイ
レア度:★☆☆☆☆
黒に白、緑の羽がきれいな鳥で、実はカラスの仲間です。日本のカササギと同じ種類の鳥で、様々な声で鳴きます。
バンフの街なかでも見ることがます。
効率よく野生動物を見るためには
市内バスや歩きでも野生動物ウォッチングはできるんですが、動物によって生息域が離れているので時間がかかってしまいます。
効率よく、確実に野生動物をみるには野生動物を見るツアーに参加するのが一番。バンフ在住のガイドさんが、動物の多い穴場スポットに連れて行ってくれるので遭遇率も高いです。
バンフでは日本語の野生動物を見るツアーがあります。ほとんどが夕方6時以降なので、日中のツアーが終わってからでも参加可能。
観光後の時間を余すことなく楽しみたい人にオススメです。