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Bugaboosクライミングトリップ|反省点と備忘録

2019年夏のバガブークライミングトリップでの経験から、来年のための反省点などをまとめました。

クライミングの技術や体力について

花崗岩(クラック)慣れが必要。

5.10台なら確実にオンサイトできる実力をつける。この夏のスコーミッシュ、秋以降のユーコンで花崗岩を登りまくる。来年のバガブー前にもスコーミッシュでトレーニングしよう。

テーピングよりもジャミンググローブの導入も検討した方がいいかも。(ゴミの重量を減らす意味でも)

痛感したのが、マルチをこなす体力が全然足りていないこと。ギア入りのザックを背負っての、1時間以上のアプローチでも疲れない体力をつくること、そしてペース配分を覚えること。

また、マルチ特有にエクスポージャー(露出感)にたいして、心理的にビビってるからか、ホールドを必要以上に強く握りすぎてパンプしてしまう。(これはグランドセンチネルでも起こった)。とにかくマルチをたくさんやって慣れることが必要だと思う。

行動中の水・食料の量や補給方法(タイミング)もしっかりマネージメントできるようにならないと。 今回は軽い脱水状態になっており、水分補給が足りていなかったと思う。

歩き方を改善したら省エネになるかもしれない。これも勉強する。

駐車場〜アップルビーキャンプ場までのアプローチ(ザック17キロ)は3時間のハイクで、思ったよりも疲れなかった。が、これが25キロになると大分ツラくなると思う。来夏までに重いもの(25キロ)を持って歩ける体力をつけなければ(アップダウンのあるトレイル)。

バガブークライミングの装備について

クライミングギア

カム2セット以上は必要。ジロー曰く、今の実力(1年以上花崗岩のぼっていないので落ちている)だと2セットないと怖いとのこと。

今使用しているペツルの70mロープと、アジャスタブルコネクトの色が一緒(オレンジロープ)で、かなり扱いづらかった。マルチのときは改善すべき項目。

アタック用の背負いやすいザックが必要。多少重くても持っていくべき。今回ペラペラの布で、紐でつくった簡易リュックで登ったが、ずり落ちるし、出し入れしにくいし、かなり使い心地が悪かったため。

壁までのアプローチにはアイゼンが必要。グレーシャートラベルがあるため。雪も多いのでゲーターがあった方がいい。

ハイキングポールは2本。テン場までのアプローチであったほうがいい。

ダウンのビレイパーカは絶対必要なので買う。今回は持ってなかったので街用のパタゴニアのダウンで代用、無駄に重く、ザックのスペースを使ってしまった。

キャンプ

バガブーキャンプサイトに1週間以上滞在するなら、食料を考えると荷物はかなり重くなる。アプローチでバテバテになったりコアがよれるのが懸念される。(友人のアルパインクライマーは40キロかついでバテて、翌日レストが必要になった)

3人で行くなら3〜4人用テントにした方が重量的にのが効率的?(誰かが持っていればの話)

今回はMSRのHubbaHubba(通気性バツグン)で、それなりに快適だったけど、風が吹いたら寒いかも。かといって、通気性悪いと長期滞在で湿気にやられそう・・。

軽量、省スペース化のためスリーピングパッドは、腰までのモノにしたい(試す必要あり。Zライン切るか??)

寝袋はSea to sumitとモンベルの化繊の二枚重ねでまったく寒さを感じなかった。今回は風がなかったの寒さを感じにくかった要因かも。SPOTはかなり正確だったので、気温、降水量、クラウドカバー、風を事前にしっかり確認すること。(駐車場では電波ないので注意)

追記

バガブーに12日間滞在した友人によると、ストームによってかなりの数のテントが壊れていたらしい。天気が崩れたらMSRのHubbaHubbaでは駄目かもしれない・・。

食料について

キャンプメシ

今回はジローのチョイス。すべてセーブオンフーズで揃えた。軽量を最優先。ジェットボイル1つで調理できるモノにした。すべてお湯で戻すだけ。

  • フライドライス|それなりに旨い。味付け濃いめ。水の量多めでリゾット風にもできる。
  • マッシュポテト|それなりに旨い。味付け濃いめ。腹にたまる。
  • トマトスープ|それなりに旨い。味付け濃いめ。酸味がうれしい。

↑これを、夜と朝に同量たべた。朝はtoo muchだったので、マッシュポテトを半分くらい行動食にまわした。一泊だったのでこの食事でも不満はなかったし、疲れていたからなんでも旨く感じたけれど、1週間の滞在となるともっとバリエーションがほしい。

レスト日はちょっと豪華に食べれるようにするといいかも。日本のおいしいドライフードとか。カレーとかがいい。

行動食

クリフバーと朝食の残りのマッシュポテト。クリフバーのピーナッツバター&バナナ味がけっこう旨かった。ホワイトチョコ味は安定して旨い。が、滞在期間が伸びると飽きてきそうなのでクリフバー以外のモノも導入したい。おにぎりがあればな〜と思った。甘い系、塩辛い系、酸味系、ピリ辛系など、バリエーションがほしいところ。

キャンプサイト近くの湖で補給。煮沸が必要と言われたが、生水で飲んでも大丈夫だったし、おいしい水だった。(かなりの量を飲んだがお腹は壊さなかった)

粉末BCAAを持っていった。次回もあるといいかも。疲労回復効果というより、味のあるものを飲みたくなると思うので。(プロテインもほしいけど、重量的にNGか?)

その他

本やカードゲーム、日記用のノートなどあると、レスト日の暇つぶしになると思う。(本はキンドルapp、ノートもスマホメモで代用できるが)

スマホ、カメラの充電用にソーラーパネルがあったらいいかも。三人で共同でつかえばモバイルバッテリーを持ってくよりも軽くなる?(娯楽のために山にデジモノ持ち込むのは無粋?)

個人的には一眼は持ってかなくていいと感じた。どうせリードを上から狙うような撮り方はできないし。RX100とスマホでじゅうぶん撮れる。クライミングシーン、風景、星空ふくめて。

日焼け止めクリーム、サングラスは必須。紫外線めっちゃ強いし、雪の照り返しでやられる。クライミング中も必要。

 

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