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テクニウムという本を読んだ感想文です。
ゼロと無限
ヒトは無限を目指すのか、それともゼロへ回帰していくのか。
というようなことをたまに考える。
無限。テクノロジーが発展し続けると、最終的にたどり着く先は無限エネルギーの獲得なんじゃないかと思う。または永遠に使い回すことのできる究極の効率化。
エネルギーが無限ならば、ヒトは他人から物質的ななにかを奪う必要がなくなる。性善説を信じるなら、おそらく戦争はなくなり比較的ハッピーな人生を送ることが出来る、はず。
一方ゼロというのは、上手く説明ができないけれど、きっと動物に戻るということだ。縄張り争いや共食いを戦争とみなさないとしたら、ヒトの世にあふれている理不尽な死を迎えることはなくなるはず。
チベット仏教における悟りの境地に全てのヒトが達する、というのが近いイメージかもしれない。
方向性が全く違うようだけど、実現される未来は似たようなものになる。つまり、どちらにも希望がある。
テクニウムとは
テクニウムという本は、きっとこの考えを深めてくれるような内容なのだろうと期待していたけれど、読み終えてみると、だいぶ違った。
タイトルになっている「テクニウム」というのは著者の造語で、テクノロジーが自ら成長していくという流れをひとつの“種”(または“系”)のように言い表した言葉だ。
著者によると、テクニウムは人間がコントロールできるようなものではないらしく、もはやその成長、進化は止めようのないものであるらしい。
こういう主張の著者だから、前述した“無限とゼロ”について触れることはほとんどなく、テクニウムに対する観察と洞察に終止するような内容になっていた。
アーミッシュとテクノロジー
興味深かったのは、第11章の、アーミッシュがテクノロジーとどう付き合っているのか、というくだり。
アーミッシュとはクリスチャンの一派で、新しいテクノロジーを使わずに生きるという教えを守って生活している集団のことだ。彼らはテクノロジーの使用、不使用に対して、「一線を守る」という言い方をする。それは時代によって線は動いていくという意味もあるんだそうだ。
それでも、線を無くすことはしない。なんだかこの考え方にはとても深いものを感じた。
モヤモヤな読後感
それにしても、どうにもスッキリしない。
テクニウムを止めることはできない、テクニウムは素晴らしいものだ、しかし、テクニウムを信頼しきることはできない。
そんな読ませ方をする本だからだろう、著者がほくそ笑んでいるのが想像できる。なんともモヤモヤした読後感だ。
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