カナダのユーコン準州にあるユーコンカレッジという大学に通うことを決めました。同じようにカナダの大学を目指す人の役に立つかもしれないので、情報としてシェアしたいと思います。
もくじ
カナダの大学に留学する目的は、永住権を取得して移住するため。
そもそも、どうしてカナダの大学に留学することにしたのか。それはカナダ永住権を取得するためです。
ぼくは2016年から3年ほどアルバータ州で働いていました。運良くワークビザをサポートしてもらえる会社で働けたので、いずれは永住権を申請したいと思っていたのです。ですが、いざ調べてみるとアルバータ州の移民制度では、自分のステイタスだと移民申請が難しい(時間がかかる)ことがわかりました。
そこで、カナダでも移民申請が通りやすいと言われているユーコン準州に行くことにしたのです。とはいえ、ユーコンに行けばすぐに仕事が見つかって移民申請できるかというと、そんなに甘いものではありません。
まずはユーコンで働くためのワークパーミット(労働ビザ)を取得しないといけません。そのためにはまず、カナダの大学に通う必要があります。
Post Graduate Visa (ポストグラジュエイトビザ)制度
カナダには、post graduate visa制度があります。外国人がカナダの公立大学に通った場合、通った年数に応じてワークパーミット(労働ビザ)がもらえるという制度です。
例えばぼくの場合、YukonCollegeに2セメスター(約1年)通うので、セメスター修了後に約1年のワークパーミットがもらえます。
外国人がカナダで仕事をさがす場合、「労働可能ビザを持っていること」を条件にしている企業がほとんどです。
31歳以上でワーキングホリデー制度を使えない場合、post graduate visa制度を利用することでカナダで仕事をすることが可能になります。
Yukon Nominee Program (ユーコンノミニー)制度
ユーコン準州ではYukon Nominee Programという移民奨励制度があります。いろいろと条件はありますが、他の州と比べると圧倒的に永住権の取得がしやすいのが特徴。
ぼくは3年ほどアルバータ州で働きましたが、自分のステイタスでは移民申請が難しい(時間がかかる)と考え、ユーコン準州で永住権を取得することを決めました。
Yukon College(ユーコン大学)に決めた理由
カナダの大学にいくことを決めたとき、すぐに浮かんだのはYukon Collegeという大学でした。理由は主にふたつで、自然に囲まれた環境と、学費の安さです。
ちなみに先に説明したpost graduate制度でもらえるワークパーミットですが、修了後はどの州で働いてもOKです。
①アルバータ州の大学を出たあとに ②post graduate制度を利用してユーコン準州で仕事をして、 ③Yukon Nominee Programを利用して移民申請、ということも可能です。
自然に囲まれている環境がすき
ユーコン大学を選んだのは、ホワイトホースという街で暮らしてみたいと思ったから、というのが一番の理由です。ホワイトホースは、ユーコン準州の州都です。
州都といっても、都会ではなく田舎町という印象。自然に囲まれていて、時間がゆっくりと流れている静かな街です。
個人的に、都会の暮らしが好きじゃないので田舎街にある大学にようと思いました。また、趣味でロッククライミングをしているので、
- クライミングができる岩場が近くにある
- 街にクライミングジムがあること
という条件もありました。自然に囲まれた場所といっても、あまりに僻地でジムさえないような場所はNGでした。
他の大学に比べて学費が安い
Yukon Collegeは学費が安いことで有名です。
ざっくりと調べたところ、バンクーバーやトロントにある大学と比べると10〜20%ほど学費が安いようです。
そのうえ、ユーコン準州は税金が5%と低いので、学費にかかる税金面でもおトクです。
英語能力の基準が低い:IELTS5.0
ユーコンカレッジのカリナリーアーツというコースはIELTSのポイントが5.0 eachで入学できます。カナダの公立大学はほとんどがIELTS6.0以上を入学の基準としていることを考えると、かなり低い基準といえます。
ぼくの英語力はあまり高くはないので、この点も大きな魅力でした。
いずれユーコン準州で働くから
先に説明したように、大学修了後はユーコン準州で働き、永住権を申請する予定なので、土地に慣れるという意味でもYukonCollegeに行くことはメリットだと思いました。
カナダの学生ビザは、就学中もパートタイムとして週に20時間働くことができるので、就学中に仕事を見つけやすいという面でも、ユーコンカレッジに行くことは有利だと思いました。
ネットで調べると留学エージェントはたくさんあります。ぼくは、School With、GlobalDive、DMM留学(←サービス終了)の3つを比較しました。
どのエージェントを使っても料金は同じだったので、担当してくれた方のレスポンスが早かったGlobalDiveに決めました。
コメントを残す